情報倫理論
■授業テーマ
情報倫理の諸問題
■成績評価の基準
期末試験および授業中の課題提出
■テキスト・参考書
プリント配布
参考書は教室で随時指示する
■授業目標
デジタル化、電子ネットワーク化の進行によって投げかけられている具体的な問題を取り上げ、それらを倫理学の基本的問題に立ち
返って考えていく。
■授業計画
1.応用倫理とコンピュータ・エシックス
2.コンピュータ・エシックスの諸問題
a.ネットワーク上のコミュニケーション
b.ネットワーク上のプライバシー
c.知的所有権
d.表現の自由と統制
e.ネットワーク犯罪
3.基礎的問題
a.人格の同一性
b.所有権の問題
c.信頼の問題
d.科学技術と社会
(今年度はとくに「プライバシー」「監視社会」「知的所有権」の問題を中心に扱う)
基本的な文献の紹介と講読も随時行う。
■授業に際しての注意点
取り上げた問題について意見や質問等を随時書いてもらう。
人文情報学演習I−1a
■授業テーマ
人文学と情報社会
■成績評価の基準
平常点(出席・発表)とレポートにより総合的に評価
■テキスト・参考書
<テキスト>
授業の中で指示する。
■授業目標
人文学のいくつかの分野について、研究テーマや方法論を紹介し、情報社会における新たな意味を学ぶ。
■授業計画
1.人文学のいくつかの分野から講師を招き、それぞれの学問分野の概要や情報社会における意義などを講義してもらう。講義の後、それに基づいて質問・討議を行う。その際に、必ずメモやノートを作成すること。(4クラス合同で行う)
2.講義と質問・討議の内容をレポートにまとめる。
3.講師の話や討議の内容をもとに議論を深める。(各クラスごと)
■授業に際しての注意点
出席を前提として、積極的に授業に参加し、課題に取り組む姿勢が重視される。
人文情報学演習I−1b
■授業テーマ
人文情報学入門
■成績評価の基準
平常点(出席・発表)とレポートにより総合的に評価
■テキスト・参考書
<テキスト>
授業の中で指示する。
■授業目標
演習Iaおよび大学導入科目で学んだ、講義ノート作成や、プレーン・ストーミング、KJ方、レポート作成などの技法を活かして、人文学の学習・研究にとって必要となる、基礎的な力を養成する
■授業計画
1.テーマ選びのために必要な方法
図書館・書店・Web上での本探し
工具類(各種辞書・事典、目録、専門分野別叢書類、資料・史料)の紹介と利用法
調べたことの記録・整理の方法
2.テーマ設定、レポート作成のための基礎力養成
日本語表現力、文章作法の基礎を確認し、より豊かにするための訓練
レポート・論文作成の基本ルールの理解、構成づくり、
パラグラフ・ライティングの訓練
■授業に際しての注意点
毎回の課題をこなし、積極的に授業に参加することが求められる。
人文情報学演習III−3a
■授業テーマ
情報化社会における倫理問題
■成績評価の基準
授業時の発表、課題提出等積極的な授業参加および期末課題提出
■テキスト・参考書
<テキスト>
サラ・バーズ『IT社会の法と倫理』(ピアソン・エデュケーション)
参考書は随時指示する。
■授業目標
高度情報化が進む現代社会において生じている様々な倫理問題を
考えていくための基礎的な知識と思考力を身につける。
■授業計画
1.テキストによって、情報倫理の基本問題を概観する。
2.コンピュータ・エシックス、情報倫理に関する基本文献(日本語および英語)
をいくつか講読し、その内容について、発表、討論を行う。
3.グループに分かれて情報化に関わる倫理問題のなかから、
たとえば、<情報化と医療の倫理>
<情報化と環境倫理>
<情報化とビジネス・エシックス>
<情報化と技術倫理>
<プライバシーや知的所有権など狭い意味での情報倫理の問題>
といったテーマを選び、学習を深めていく。
■授業に際しての注意点
毎回の課題をこなし、積極的に授業に参加することが求められる。
人文情報学演習III−3b
■授業テーマ
情報化社会における倫理問題
■成績評価の基準
授業時の発表、課題提出等積極的な授業参加および期末課題提出
■テキスト・参考書
<テキスト>
サラ・バーズ『IT社会の法と倫理』(ピアソン・エデュケーション)
参考書は随時指示する。
■授業目標
現代社会の倫理問題について自ら調べ考えたことについて発表し、
討議する力をつける。
■授業計画
引き続きテキスト、基礎文献の講読を進めながら、前期に選んだテーマに関するリサーチをグループごとに深めていき後半は発表と討論を中心にする。他の授業で学んだ情報技術をできるだけ学習、発表に生かすことに留意する。
■授業に際しての注意点
毎回の課題をこなし、積極的に授業に参加することが求められる。
人文情報学演習IV−3a
■授業テーマ
卒論作成の準備
■成績評価の基準
課題の提出と発表
■テキスト・参考書
教室にて指示する。
各自のテーマに応じた指示も随時行う。
■授業目標
卒業論文のテーマの選択と論文作成に必要な作業を学び、卒論作成の準備を進めていく。
■授業計画
☆卒論準備のための課題
1.卒論テーマの決定
2.論文作成の準備
テーマに関するコンセプト、アウトラインの明確化
必要な文献の探索とデータベースの作成
参考文献の調査・収集と読解、資料作成
ケース・スタディの作成
途中経過をWebページなどに随時まとめる。
3.途中経過の発表と討論
互いの発表に対する質疑応答
■授業に際しての注意点
授業時以外にも、Eメール・電子掲示板等を通じて進行状況を随時報告してもらう。
人文情報学演習IV−3b
■授業テーマ
卒論作成の準備
■成績評価の基準
課題の提出と発表
■テキスト・参考書
教室にて指示する。
各自のテーマに応じた指示も随時行う。
■授業目標
前期に行った準備をもとに、卒業論文を作成していく。
■授業計画
☆卒論作成のプロセス
1.前期に行った準備をもとに論文のアウトライン、レジュメの作成
2.アウトライン、レジュメに基づいた中間発表
3.中間発表の質疑を受けてアウトライン等の再考
4.下書きの作成
5.下書きをもとにした発表
6.再度改定を加えた上で完成稿作成へ
■授業に際しての注意点
以上の作成プロセスを通じて、つねにテキスト、参考文献を繰り返し読み、その都度改定を加えていくことが重要である。
授業時はもちろん、それ以外にも途中経過を随時報告してもらう。
論理学1
■授業テーマ
論証とは何か
■成績評価の基準
授業への参加度、期末試験
■テキスト・参考書
<テキスト>
John Nolt/Dennis Rohatyn共著『現代論理学(I)』オーム社
■授業目標
われわれは日常生活においても、さまざまな推理や論証などの論理的思考を行っている。そうした論理的思考を意識化しものごとを正確に秩序立てて考えるための基礎力を養なうため論証と基本構造と命題論理の基礎を学ぶ。
■授業計画
1.論証の構造
2.論証の評価
3.命題論理
4.真理表
■授業に際しての注意点
記号論理学の理解は、自分で問題を解いてみることによって得られるので、必ず予習・復習をすること。テキストとノートは必ず携帯すること。授業中前に出て、問題を解いてもらう。
論理学2
■授業テーマ
三段論法と述語論理
■成績評価の基準
授業への参加度、期末試験
■テキスト・参考書
<テキスト>
John Nolt/Dennis Rohatyn共著『現代論理学(I)』オーム社
■授業目標
論理学1で学んだことからさらに進んで記号論理学のうち述語論理の基礎を学び自分で正しく考えるための基礎力を養なう。
■授業計画
1.定言三段論法
2.述語論理の基礎
量化子と変項
命題関数
述語と固有名
■授業に際しての注意点
記号論理学の理解は、自分で問題を解いてみることによって得られるので、必ず予習・復習をすること。テキストとノートは必ず携帯すること。授業中前に出て、問題を解いてもらう。
倫理学演習III・IV−3a
■授業テーマ
反省的道徳から道徳理論へ
■成績評価の基準
平常点と期末レポート
■テキスト・参考書
デューイ、タフツ『倫理学』(久野収訳)河出書房新社J.Dewey & J.H.Tufts, Ethics (Revised Ed.),1932.(入手方法は授業中に指示する)
■授業目標
テキストを丹念に読み込み、テキスト理解のために必要な方法と力を養う。
■授業計画
テキストの中から、次のようなテーマに関する部分を適宜取り上げて、読解し、発表、議論する。英文テキストも平行して読んでいく。
☆道徳理論の本性
☆目的、善について
☆義務とは何か
☆功利主義とは何か
☆道徳的判断と知識
☆道徳的自我
■授業に際しての注意点
必ず予習をし、内容についても理解できたことを発表できるように準備すること。
4回生には卒論のテーマ決定について随時授業時に発表してもらう
倫理学演習III・IV−3b
■授業テーマ
社会倫理の諸問題
■成績評価の基準
平常点と期末レポート
■テキスト・参考書
デューイ、タフツ『倫理学』(久野収訳)河出書房新社J.Dewey & J.H.Tufts, Ethics (Revised Ed.),1932.(入手方法は授業中に指示する)
■授業目標
テキストの内容を理解し、考えたり調べたりしたことを表現・発表し、また互いに議論する力を養う。
■授業計画
テキストの中から、次のようなテーマに関する部分を適宜取り上げて、読解し、発表、議論する。英文テキストも平行して読んでいく。
☆道徳と社会問題
☆道徳と政治的秩序
☆経済と倫理
☆ビジネス、労働の道徳的諸問題
☆結婚と家族
■授業に際しての注意点
必ず予習をし、内容についても理解できたことを発表できるように準備すること。
4回生には卒論の進行状況について随時授業時に報告してもらう