西洋哲学倫理学会春季公開講演会を以下のように開催します。
日時:6月25日(木)午後4時30分より
場所:響流館3階 メディアホール
講師:品川 哲彦 氏(関西大学教授)
講題:アウシュヴィッツのあとに、神を考えうるか
--哲学者ハンス・ヨナスの思索--
「アウシュヴィッツのあとでなお、ユダヤ人は自分たちを救う善なる神を信じられるか。そもそも、アウシュヴィッツをはじめとする20世紀の悲惨なことどもがあったあとで、神を考えることができるだろうか。神の救いの予兆なき時代に、人間はいかに生きるべきか。――ドイツ生まれのユダヤ人で、ナチスの政権掌握のためにドイツを脱出し、英軍に志願した哲学者、地球規模で進む生態系破壊のなかで人類の存続する責任を説いた『責任という原理』で知られるハンス・ヨナスの晩年の神学的思索。」
【講師略歴】
1957年生まれ。京都大学文学部、同大学院文学研究科博士課程修了。和歌山県立医科大学講師、広島大学総合科学部助教授を経て、関西大学文学部教授。専門は哲学、倫理学。研究領域はフッサール現象学から倫理の基礎、生命倫理学などに及ぶ。近著に『正義と境を接するもの―責任という原理とケアの倫理―』(ナカニシヤ出版)。H.ヨナス『アウシュヴィッツ以後の神』の翻訳を法政大学出版局から今秋刊行予定。
貴重な機会ですので、ふるって参加してください。
日時:6月25日(木)午後4時30分より
場所:響流館3階 メディアホール
講師:品川 哲彦 氏(関西大学教授)
講題:アウシュヴィッツのあとに、神を考えうるか
--哲学者ハンス・ヨナスの思索--
「アウシュヴィッツのあとでなお、ユダヤ人は自分たちを救う善なる神を信じられるか。そもそも、アウシュヴィッツをはじめとする20世紀の悲惨なことどもがあったあとで、神を考えることができるだろうか。神の救いの予兆なき時代に、人間はいかに生きるべきか。――ドイツ生まれのユダヤ人で、ナチスの政権掌握のためにドイツを脱出し、英軍に志願した哲学者、地球規模で進む生態系破壊のなかで人類の存続する責任を説いた『責任という原理』で知られるハンス・ヨナスの晩年の神学的思索。」
【講師略歴】
1957年生まれ。京都大学文学部、同大学院文学研究科博士課程修了。和歌山県立医科大学講師、広島大学総合科学部助教授を経て、関西大学文学部教授。専門は哲学、倫理学。研究領域はフッサール現象学から倫理の基礎、生命倫理学などに及ぶ。近著に『正義と境を接するもの―責任という原理とケアの倫理―』(ナカニシヤ出版)。H.ヨナス『アウシュヴィッツ以後の神』の翻訳を法政大学出版局から今秋刊行予定。
貴重な機会ですので、ふるって参加してください。
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西洋哲学倫理学会秋季公開講演会開催について |